お笑いコンビ「さや香」のボケ担当として人気を集める新山士彦さん。
M-1グランプリでのキレのある掛け合いや、テンポの良いネタで注目されていますよね!
そんな新山さん、実は「高学歴芸人」としても知られているんです。
実際に、SNSでも「頭の回転速い」「頭良い」の声が多く見られます。
「予備校の先生みたい!」と話題になったネタ『見せ算』を観た人は、きっと納得のはず。
今回は、そんなさや香・新山さんの出身校や進学の背景、そして芸人の道に進んだ経緯までをまとめてみました!
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さや香・新山の出身大学は?大阪教育大学卒の高学歴芸人!

さや香・新山さんの出身大学は、大阪教育大学です。
関西では“教員養成の名門”として知られる国立大学で、多くの教員志望者がこの大学で学び、教壇に立っています。
新山さんは、中学校の社会科教員を目指して進学したとされ、教育心理学や教職課程などをしっかりと学んでいたようです。
国立の教育大学を卒業。中学校の社会科教員を目指していた知性派芸人。
出典:entax
また、YouTubeチャンネル『さや香の違和館ヤバない?』では、母校を訪れた際に「社会文化学部で法律を学んでいた」と語っています。
現在のカリキュラムに照らすと、これは「教育学部 教養学科 文化研究専攻 社会文化コース」にあたると思われます。
法学やメディア論など、広い視点から社会を学ぶ分野で、卒業論文では「BPO(放送倫理・番組向上機構)について執筆した」とのこと。
現在のお笑い活動とのつながりを感じさせるテーマですね。
なお、教員免許の有無については、本人がはっきりと言及していないため取得しているかどうかは不明です。
ただし、インタビューでは、こんな発言も。
自身が教育大学を出ていることから、教師になる道もあったそう。「NSC入るときも『おもろいやつ多すぎたら辞めよう』と思って」(中略)「そこ(教員にもなれる)の保険もかかってるから」
出典:モデルプレス
この言葉からも分かる通り、新山さんは教員という選択肢を現実的に考えていたようです。
芸人として活動していなければ、どこかの中学校で“社会の新山先生”として教壇に立っていたかもしれませんね。

実際に、『見せ算』などの漫才からも、“新山先生”の姿が想像できるのが面白いところですよね!
大阪教育大学に進学した背景は「親のすすめ」


では、なぜ新山さんは大阪教育大学に進学したのでしょうか?
当時の新山さんは、将来的に「学校の先生になること」が前提で進路を考えていたそうです。
当時は学校の先生になりたくて教育大学に進学したんです。
出典:ch FILES
高校は、偏差値70前後の難関校・大阪府立高津高校。
文武両道の進学校として知られ、国公立大学への進学率は約5割という、全国でもトップクラスの実績を誇ります。
そんな進学校に通っていた新山さんの第一志望は神戸大学。
しかし、残念ながら受験には失敗してしまいます。
自分は失敗して浪人しようと思ったんですが、親にお願いやから受かったところに行ってくれって言われて。そこも国立で学費が安かったから。でもほんまは神戸大に行きたかったんです。
出典:ch FILES
本音では“もう一度挑戦したい”という気持ちがあった新山さんですが、最終的には親御さんの「浪人はさせられない」「国立なら学費も安い」といった現実的な意向を受け入れる形で、大阪教育大学への進学を決意。
国立大学に現役合格するだけでも十分すごいことですが、新山さんにとっては「望んだ道とは少し違った」複雑な心境もあったのかもしれません。



親の気持ちも、進学校で受験勉強を頑張ってきた新山さん自身の気持ちも、どちらも理解できるだけに、当時は本当に悩ましかったことでしょうね。
大学在学中に芸人の道へ!NSCとのダブルスクール


大阪教育大学に進学した新山さんですが、第一志望ではなかったこともあり、入学当初はなかなか気持ちが乗らなかったといいます。
そんな中で、「せっかく進学したんだから、自分のやりたいことも始めてみよう」と思い立ち、次の道を模索するように。
そして大学2年生のとき、芸人を目指してNSC(吉本総合芸能学院)大阪校の34期生として入学します。
ええ大学に行かれへんねやったら別のこと始めなあかんなと思って、芸人なろうと思って、大学とダブルスクールみたいな感じでNSCに行きました。
出典:ch FILES
ただし、親には当初「作家になろうと思ってる」と嘘をついていたそう。
親には「作家になろうと思ってる」って嘘ついてたんですけど、結局バレて。親は、“せっかく大学に行ったのに”、という感じで落ち込んでましたね(笑)
出典:ch FILES
部屋には徐々にコントで使う小道具が増えていき、やがて「これは芸人志望やな」とバレてしまったそうです。
芸人になることには特に父親が猛反対していたようですが、あるとき階段から転落した際、新山さんにこんな言葉をかけたといいます。
“今まで反対してたけど、ほんまは応援してた。こっそりライブ見に行ったことあったけど、オマエやったらいけると思うから頑張れ”って言ってくれた
出典:スポニチ
反対されながらも自分の道を信じて進み続けた新山さんにとって、この言葉は何よりの後押しになったのではないでしょうか。
また、NSCに入学した当初も「もし周りにおもしろい人が多すぎたら、すぐやめよう」と思っていたそうです。
「NSC入るときも『おもろいやつ多すぎたら辞めよう』と思って」「ただ一発おもろいやついっぱいおるんか見たい、みたいな感じで入った」
出典:モデルプレス
それでも実際には、お笑いの世界に引き込まれ、そのまま芸人としての道を選びました。
もちろん、大学もきちんと卒業。
芸人養成所と大学のダブルスクール生活は、決して簡単なものではなかったはずですが、新山さんは両立の努力を続けたのです。
今では、舞台でのネタはもちろん、バラエティ番組でのトークでも抜群の安定感を見せる新山さん。
それはきっと、芸人としての経験だけでなく、これまで真面目に学び続けてきた知識や、もともとの“頭の良さ”が自然とにじみ出ているからなのかもしれませんね。



そして何より、大学を中退するという選択肢もあった中で、最後までやり切った姿勢には、親への感謝や、自分なりの責任感がにじんでいたのではないでしょうか。
まとめ
さや香の新山さんは、偏差値70の難関高校から国立大学へ進学した高学歴の持ち主でした。
- 出身大学:大阪教育大学 教育学部(社会文化系コース)
- 卒論テーマ:BPO(放送倫理・番組向上機構)について
- 第一志望は神戸大学だったが、親のすすめで現役合格した国立大へ進学
- 大学2年生でNSCに入学し、芸人養成所と大学のダブルスクールを経験
- 教員の道も視野に入れていたが、お笑いの道に進むことを決断
- 大学は中退せず、しっかり卒業
大阪教育大学に進んだからこそ、今の新山さんがあるのは間違いありません。
たとえ思い通りの進路じゃなかったとしても、自分なりに納得できる道を見つけていく姿勢は、まさに知性派芸人ならではの芯の強さを感じます。
これからも、教員志望だった過去や学びの経験を活かして、その知性と面白さで多くの人を楽しませてほしいですね!
それでは、ありがとうございました!
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