演歌界の新星として注目を集める新浜レオンさん。
爽やかなルックスと確かな歌唱力で人気を集めていますね。
そのルーツには個性的で魅力あふれるご両親の存在があることをご存じでしょうか?
この記事では、新浜レオンさんの父親・母親の職業やエピソードを通じて、彼の人となりや音楽的な背景を探っていきます。

父は演歌歌手・髙城靖雄!「伯方の塩」CMで全国に知られる存在に

新浜レオンさんの父親は、ベテラン演歌歌手の髙城靖雄(たかじょう・やすお)さん。
一度は誰もが耳にしたことがあるかもしれない、あの「は・か・た・の・しお♪」の歌声の持ち主です。
彼の父親である髙城靖雄(66)もまた芸歴43年のキャリアを持つ演歌歌手。若いころには『伯方の塩』のテレビCMに出演、「は・か・た・の・しお♪」の歌声で視聴者を魅了した。
出典:女性自身
髙城靖雄さん(66)は、芸歴43年を誇る実力派の演歌歌手です。
1987年には「水原達矢」の芸名でデビューし、「新宿音楽祭新人賞」や「全日本有線放送新人賞」など数々の賞を受賞。
1995年には本名の「髙城靖雄」に改名し、以降も地道に演歌の道を歩み続けています。
そして、1996年から始まった「伯方の塩」のCMに出演したことで、その独特の歌声とインパクトある演出が話題となり、全国的な知名度を得ました。
全国に響いたあのフレーズは、まさに彼の代表作と言えるでしょう。
新浜レオンさんは、そんな父の背中を見て育ち、大学時代にはコンサートの手伝いや鞄持ちを経験。
「小さいころからずっと私のディナーショーやコンサートに連れて行っていたので、歌手への憧れが芽生えていたのかもしれません」
出典:女性自身
プロの世界の厳しさや現場の空気感を、肌で感じていたといいます。
(父が)歌手で歌だけで育ててくれたので、最高の仕事だなと。
出典:サンスポ
息子にこんな風に言われるなんて、髙城靖雄さんにとってはこれ以上ない喜びでしょう。
それはまさに、音楽という仕事に誇りを持ち、父としての背中をしっかり見せてきた証です。
そんな中、2021年には父・髙城靖雄さんの歌手生活40周年記念ディナーショーが開催されました。
ラストの曲を歌い終えた直後、サプライズで登場したのは息子の新浜レオンさん――。
何も知らされていなかった髙城靖雄さんは驚きながらも笑顔を見せ、本当にうれしそうな表情を浮かべていたそうです。
さらに2022年、新浜レオンさんは大きな夢の舞台であるNHK紅白歌合戦に出場。
誰よりも父が紅白に出る難しさを知っているので、父が初めて涙を流して喜んでくれましたね。
出典:Tokyo fm+
この瞬間は、演歌歌手として歩み続けた父と、その姿を見て育った息子、ふたりにとって忘れられない出来事となったに違いありません。
演歌歌手として長年第一線で活動を続ける父と、それを心から誇りに思う息子――。
親子の絆と音楽への情熱が、世代を超えてしっかりと受け継がれていることがよくわかります。

厳しい世界だからこそ、父が真摯に音楽と向き合い続けてきた姿勢が、しっかりと息子に伝わったのでしょうね。
母は料理教室の先生!演歌の道を一度は止めた“最初の壁”


一方、新浜レオンさんが向き合うことになった“最初の壁”は、意外にも母親からの反対でした。
母親は料理教室の講師として、地域で活動しています。
母が料理の先生なので、小さい頃から母の料理教室について行き、みんなが料理するところを見ていました。今は1人暮らしをしているので、時間がない中でも、母が送ってくれたレシピを見ながら、簡単な料理を作っています。
出典:テレ東プラス
家庭的で優しい雰囲気を持つ方で、新浜レオンさんが料理好きになったのも母の影響だと語っています。
さらに、母の実家は千葉県白井市にある「秋本梨園」。
梨づくりに真摯に向き合う農業一家の出身であり、自然とともに暮らす中で、季節の移ろいや人とのつながりを大切にする価値観が育まれてきました。
家庭的で穏やかな印象のある母親ですが、実は新浜レオンさんが演歌歌手を志したとき、最も強く反対したのも母親だったといいます。
母親から、猛反対されました。やはり父の苦労をずっと見て来ていたので、「同じ苦労をすることはない」と。「大学に行った意味も含めて、よく考えなさい」と言われました。
出典:Real Sound
野球で鍛えた体力を活かして「消防士や警察官などの公務員の道が合っている」と、堅実な進路を勧められたそうです。
そんな母親は、父・髙城靖雄さんのデビュー前からのファンでもあります。
母親は父親が大学時代からスナックで歌っている姿を見て、追っかけみたいになってファンだったらしいんですよ。デビューする前から一緒にいるらしくて。
出典:サンスポ
だからこそ、歌の世界の厳しさも知っていたし、我が子には別の道を歩ませたいという想いが強かったのでしょう。
それでも、新浜レオンさんが真剣に考え抜いた末の決断だったことを理解し、今では誰よりも心強い応援団のひとりに。
「今、たまに家に帰ると、あれだけ反対していた母が“レオン様お帰り”って言ってくれて。どの番組もチェックしてくれてるぐらい1番の存在」
出典:スポニチ
芸能界という厳しい世界でも、変わらず寄り添ってくれる母親の存在は、新浜レオンさんにとって何よりも大きな支えとなっているのでしょう。



やっぱり母親って、息子のことが可愛いからこそ心配するけど、最後は息子を信じて背中を押してくれるんですよね。
まとめ
演歌の道を歩む新浜レオンさんの背景には、母と父、それぞれの想いがしっかりと根付いていました。
ここまでのエピソードを振り返ってみましょう。
- 父・髙城靖雄さんは、「伯方の塩」CMでも知られるベテラン演歌歌手
- 幼い頃から音楽に触れる環境を与え、息子の活動を影で支えてきた
- 母親は料理教室の先生で、梨園の娘として家庭を支える存在
- 演歌の厳しさを知るからこそ一度は反対するも、今では一番の応援者に
- 息子の決断と努力を、両親がそれぞれの形で見守り、支え続けている
「歌」という不安定で険しい世界に挑む息子を、真剣に向き合いながら支えてきた父と母。
それぞれの立場から注がれた愛情と信頼こそが、新浜レオンさんの原点であり、今の彼を形づくる大きな力になっているのだと感じます。
親の背中を見て、親の想いを受け止め、自分の道を切り拓いていく――
そんな新浜レオンさんのこれからの挑戦は、多くの人の心に届いていくことでしょう。
これからの活躍を応援していきたいですね!
それでは、ありがとうございました!


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