今、フジテレビで注目を集めている若手アナウンサーのひとり、原田葵（はらだ・あおい）さん。
「未来のエースアナ」とも呼ばれ、その愛らしい笑顔と落ち着いた語り口で、幅広い世代から人気を集めています。
実は彼女、かつては欅坂46・櫻坂46のメンバーとして活動していた元アイドル。
アイドルからアナウンサーへ――。
そんな異色のキャリアを歩んできた原田葵さんのこれまでを、それぞれの時代ごとに丁寧に振り返ってみましょう。
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原田葵の経歴①：アイドル時代の活躍（欅坂46・櫻坂46）
まずは、アイドル時代の原田葵さんを見ていきましょう。
- 2015年8月：欅坂46（当時：鳥居坂46）1期生オーディションに合格
- 2016年4月：デビュー曲「サイレントマジョリティー」でCDデビュー
- 2016年11月：「二人セゾン」で初のフロントメンバー入り
- 2018年5月：学業専念のため活動休止
- 2019年7月：「欅共和国2019」で活動再開
- 2020年10月：グループ名が櫻坂46に改名
- 2022年6月：櫻坂46としての活動をもって卒業
原田葵さんが芸能界に足を踏み入れたのは、まだ中学3年生・15歳のとき。
欅坂46の1期生として合格し、翌年には「サイレントマジョリティー」でCDデビュー。
小柄で愛らしいビジュアルと、どこか幼さの残るキャラクターが人気を集め、グループ内では“妹キャラ”として親しまれました。
その後、「二人セゾン」では初のフロントメンバーに選出。
柔らかく繊細な表現力が光り、パフォーマンスでも注目を集めました。
しかし、2018年5月、高校3年生だった原田葵さんは、大学受験に専念するため活動の一時休止を決断。
当時のブログでは、こんなふうに胸の内を綴っています。
しばらく欅坂46の活動をお休みさせていただきます。（中略）
なんでもできちゃう人だったら今年も両方とも頑張りたかったです。
出典：欅坂46オフィシャルブログ
学業もアイドルも、どちらも全力で頑張りたいという思いと、限られた時間の中で選択を迫られる葛藤――。
その誠実な言葉からは、苦渋の決断だったことと、原田葵さんのまっすぐな人柄が感じられます。
そして、しっかりと学業に向き合ったのち、2019年7月、「欅共和国2019」にて約1年2か月ぶりに活動を再開。
2018年5月より活動を休止しておりました、原田葵ですが本日開催の「欅共和国2019」より活動を再開致します。
出典：欅坂46オフィシャルブログ
その後、グループが櫻坂46に改名された後も活動を続け、2022年8月に卒業。
卒業セレモニーでは、ファンから多くの感謝とエールが寄せられました。
こうして原田葵さんは、アイドルとしての7年間をしっかりと駆け抜けたのです。
15歳という若さで芸能界に飛び込み、悩みながらも自分の意思で道を選び続けたその姿は、柔らかさの中にある芯の強さを感じさせてくれますね！
原田葵の経歴②：学歴とアナウンサー転身までの道のり
アイドル活動と並行しながら、原田葵さんはしっかりと学業にも取り組んでいました。
- 2013年4月〜2016年3月：吉祥女子中学校に入学・卒業
- 2016年4月〜2019年3月：吉祥女子高等学校に進学・卒業
- 2019年4月〜2023年3月：法政大学 社会学部メディア社会学科に進学・卒業
- 2023年4月：フジテレビにアナウンサーとして入社
都内の中高一貫校・吉祥女子中学高等学校を卒業後、法政大学の社会学部メディア社会学科に進学。
芸能活動と大学生活を両立させながら、将来を見据えて自らの進路に真剣に向き合ってきました。
大学卒業式では司会を務めるなど、周囲からの信頼も厚かったことがうかがえます。
メディアという分野を学びながら、伝える力やコミュニケーションの基礎をしっかりと身につけたことは、アナウンサーという新たなステージでも確実に活かされています。
そして2023年4月、フジテレビにアナウンサー職で入社。
原田葵さんは大学2年生ころから就職活動を本格化させ、フジテレビからは大学3年時点で内々定が出ていたと報じられています。
櫻坂46に改名し1期生の卒業が増えてきた時期に、原田も就職活動を進めていった。大学3年時にはフジテレビの“内々定”が出ていたそうです
出典：文春オンライン
元アイドルがキー局のアナウンサーに――。
坂道グループ出身の在京キー局アナウンサーとしては、元乃木坂46・市來玲奈アナ（日本テレビ）、斎藤ちはるアナ（テレビ朝日）に続き、原田葵さんが3人目となります。
すでに道を切り拓いた先輩たちがいるとはいえ、櫻坂46からの初の局アナ誕生という点でも、原田葵さんの進路は大きな注目を集めました。
アイドル活動を続けながら、学業にも手を抜かず、さらに就職活動までこなしていたなんて、本当に尊敬しかありません…！
原田葵の経歴③：アナウンサーとしての活動
最後に、アナウンサーとしての原田葵さんの歩みを振り返ってみましょう。
- 2023年6月：『めざましテレビ』で月曜「ココ調」リポーターとしてデビュー
- 2023年10月〜：『ぽかぽか』木曜進行アナウンサーに就任
- 2024年4月〜：『MONDAY FOOTBALL みんなのJ』でMCを担当
入社わずか2か月で『めざましテレビ』のレギュラーに抜擢された原田葵さん。
月曜コーナー「ココ調」のリポーターとして街の声を拾い、木曜のフィールドキャスターとしても出演するなど、早くから番組に欠かせない存在となっています。
その後は、昼の情報番組『ぽかぽか』木曜進行、さらにスポーツ番組『MONDAY FOOTBALL みんなのJ』のMCにも起用され、着実に経験を積んでいます。
さらに、入社2年目にして情報・エンタメ・メーンキャスターなど、さまざまな役割の代行も任されるように。
休暇や体調不良などで欠席した先輩アナウンサーに代わって、何度も番組に登場しています。
ニュースからエンタメ、スポーツまで柔軟に対応できる姿勢は、局内での信頼の厚さを感じさせます。
朝の生放送という緊張感のある現場でも、落ち着いた語り口と聞き取りやすい声が印象的。
「笑顔で朝から気持ちいい」「癒される」といった視聴者の声も多く、若手ながら信頼感あるアナウンサーとしての地位を築きつつあります。
まだ2年目とは思えない落ち着きと対応力ですが、これからさらにアナウンス力が磨かれていくと思うと、本当に楽しみですね♪
まとめ
原田葵さんが歩んできた道のりを、あらためて振り返ってみましょう。
- 2015年：欅坂46（現・櫻坂46）の1期生として、15歳で芸能界入り
- 2016年〜2022年：アイドルとして活躍（2018年に一時活動休止）
- 2019年：大学受験を経て活動復帰
- 2022年6月：櫻坂46を卒業
- 2023年4月：法政大学卒業後、フジテレビアナウンサーとして入社
- 2023年6月〜：『めざましテレビ』でレギュラーデビュー
アイドル時代から地道に努力を重ね、学業と仕事を両立しながら、着実に自分の道を切り拓いてきた原田葵さん。
フジテレビアナウンサーとしての一歩を踏み出した今、アイドル時代とはまた違った魅力で、これからの成長と活躍にますます期待が高まります。
これからも、フジテレビの“顔”になるべく、さまざまな番組で活躍する姿を楽しみにしたいですね。
それでは、ありがとうございました！
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