ぼる塾のツッコミ担当として人気のあんりさん。
堂々とした立ち姿とキレのあるコメントで、バラエティでも注目の存在ですよね。
そんなあんりさん、実は両親が“元ヤン”という強烈なエピソードを持つ家庭で育ちました。
父は元暴走族、母は元レディースという“筋金入り”の両親。
だけど、娘を想う気持ちは誰よりも深く、時に泣けるほど優しい――。
今回は、そんなぼる塾あんりさんの両親について、人物像やエピソードをまとめてご紹介します。
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あんりの両親は、父は元暴走族・母はレディース

あんりさん自身がテレビやインタビューで何度も語っているように、ご両親は“元ヤン”夫婦。
父は元暴走族、母はバイクチームのレディース出身。
地元ではちょっと有名な家族だったそうです。
父が元暴走族、母が元レディース、兄2人がヤンチャだったので、地元ではちょっと有名な家でした。
出典:CHANTO WEB
まさに、“最強夫婦”。
見た目も中身も迫力満点なご両親に囲まれた幼少期。
実はその家庭環境も、かなりの大家族だったとか。
祖父母と両親、兄弟が私を入れて5人の計9人ですね。兄の結婚が早かったので、兄の家族(妻と子ども2人)と一緒に住んでいた時期も含めると12人のときもありましたよ。
出典:CHANTO WEB
いつも誰かがいる、にぎやかでパワフルな日常。
あんりさんのトーク力や、グイグイ前に出るツッコミの鋭さは、そんな家庭の空気の中で自然と育まれたのかもしれません。

ぼる塾の田辺さんやはるちゃんのほんわかした雰囲気とのバランスも絶妙。あんりさんの“ちょっと強め”のツッコミがしっくりハマるのも、この環境がルーツにあるのではと感じます。
娘に激甘すぎる父と、サバサバ系で強い母のキャラが最強


父はあんりをお姫様のように育てた
あんりさんは、5人きょうだいの4番目に生まれた初めての女の子。
そのため、父親からはお姫様のように可愛がられて育ったといいます。
待望の女の子だったため、父はあんりを姫のように大事に育てたと紹介された。
出典:スポニチ
印象的なのは、幼稚園の盆踊り大会でのエピソード。
似顔絵を描いて渡すというイベントがあり、あんりさんはいつも来てくれる祖父の顔を描いたそうです。
ところが、当日現れたのは予想外の“父”。
急に来てくれた父に驚き、祖父の似顔絵を渡せずに「下手になっちゃった」とごまかすと、父はこう言ってくれたそうです。
「あんりは絵が上手だなあ、パパうれしいよ。」
出典:CanCam
嘘を見抜いていたはずなのに、怒らず、優しくフォローしてくれた父。
その時の言葉は、今でもあんりさんの記憶に残っているそうです。
見た目はゴツくて怖そうでも、中身は娘に激甘な溺愛パパ。
そのギャップこそが、あんりさんにとっては一番の魅力だったのかもしれませんね。
ちなみに、あんりさんの理想の男性像は「体が大きい人」。
それも、身長180cm超えの父の影響が大きいそうです。
身長180センチを超える巨体の父を見て育った影響で、あんりは好きな男性のタイプを「背中が大きい人。とりあえず体が大きい人が好き」と語った。
出典:ABEMA TIMES
あんりさんにそんな風に言われたら、父としてもますます甘くなってしまいそうですね。
母は強くて豪快でしゃべりも上手い“最強お母さん”
あんりさんいわく、「父より母の方が強い」とのこと。
元レディース出身の母は、迫力も行動力も圧倒的。
母は父より強いですね。父も迫力はありましたが、母にはあまり強く言わなかった(笑)。
出典:CHAN
性格はサバサバ系で豪快だったようです。
たとえば、こんなエピソードも。
「今日はお母さんが買い物するから、あんたたちのことは見ていない。あんたたちはついて来ているだけだから、はぐれたとしても探さない」
出典:CHANTO WEB
子ども扱いせず、自立心を育てる強さも感じられます。
そんな母ですが、実はしゃべりも上手でユーモアたっぷり。
母はしゃべりも上手くて、私より母が吉本に入った方が売れてたんじゃんないかなって思うくらい、よくしゃべるしおもしろい。
出典:CHANTO WEB
おもしろくて、口も立って、度胸もある。
あんりさんが芸人としての素質を引き継いだのは、きっとこのお母さん譲りなのかもしれませんね。



家庭の中で「甘」と「強」を絶妙に使い分けていた父親と母親。そんな二人に育てられたからこそ、あんりさんの芯の強さと優しさが同居した魅力が生まれたのかもしれませんね。
芸人になる夢を支えたのも両親だった


コンビニでの安心感と、はるちゃんのひと言
高校になじめず中退した後、あんりさんがたどり着いたのはコンビニのアルバイトでした。
周囲の人が優しくしてくれる、安心できる場所。
居心地の良さから「ここでずっと働けたら」とさえ思っていたそうです。
ここにいればみんなが優しくしてくれるし、他の職場で働くのが怖いという気持ちもありましたね。
出典:SUUMO
そんなある日、久しぶりに再会した幼なじみの相方・はるちゃんから、突然のひと言。
「え?一緒にNSC行くんでしょ?」
出典:SUUMO
中学生の頃に一度は断ったつもりのあんりさんでしたが、はるちゃんの中ではすでにNSCに一緒に行くことが決定事項になっていたとか。
その勢いに背中を押されるように、あんりさんも芸人になることを決意します。
誕生日会での告白と、家族の反応
進路を家族に伝えるタイミングとして選んだのは、自分の誕生日会。
どんなに大きくなっても、家族みんなで必ず祝うという習慣があり、全員がそろう唯一の機会だったからだそうです。
ハッピーバースデーの歌を歌った後に、「話があります」と言って切り出しました。
出典:SUUMO
祖父母からは将来を心配する声も上がり、賛成する空気ではなかったといいます。
そんな中で、唯一背中を押してくれたのが父親でした。
父は「俺はこれまで、あんりから『あれが欲しい、これが欲しい』という言葉を聞いたことがない。初めてわがままを言ってくれたんだから応援したい」と。
出典:SUUMO
しかも、ただ賛成するだけではなく、NSCの学費の半分を出すとも言ってくれたそうです。
父親が反対していたら芸人にはなってなかったというあんりさん。
子どもの本気のわがままを応援してくれる親の存在って、本当に心強かったでしょうね。



誰よりも娘を理解していた父の言葉が、芸人として成功するという背中を押し、今のあんりさんを作ったのかもしれません。
まとめ
バラエティ番組での歯切れのよいツッコミや、しっかり者のキャラが印象的なぼる塾・あんりさん。
その芯の強さや度胸の良さは、やはり家族――特にご両親の存在が大きかったようです。
- 父は元暴走族、母は元レディースという“最強夫婦”
- 大家族の中で育ち、にぎやかな家庭環境だった
- 父は娘を「姫」のように溺愛する激甘タイプ
- 母はサバサバ豪快で、しゃべりも達者な“最強お母さん”
- 芸人になる夢を唯一応援してくれたのも父だった
見た目は怖そうでも、あんりさんの両親は愛情深く、子どもたちにしっかりと向き合ってきた存在でした。
とくに父の“激甘エピソード”と、母の“たくましい言葉”には、あんりさんらしさのルーツがたっぷり詰まっています。
芸人としての才能を信じて背中を押してくれた家族の支えがあったからこそ、今のあんりさんがあると思うと、ますます応援したくなりますね。
それでは、ありがとうございました!
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